こんにちは、めいです。
お子さんの小学校入学が近づくにつれて、【小1の壁】という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
小1の壁って具体的にどういったことを指すのかについてお話していきたいと思います。
小1の壁とは

おおまかにいうと、小1の壁とは
”子どもが小学校に入学してから直面するさまざまな問題”
のことを指します。
さまざまな問題っていうと、抽象的すぎて何のことだかよくわからないですよね?
これからその具体例をこれからあげていきますので、読み進めてみてください。
どんな子どもにも起こりうる小1の壁

子どもの学校での”つまづき”がダイレクトに親の心に影響
保育園や幼稚園に通っていたお子さん、自宅保育で過ごしていたお子さんが小学校に入学。
それまでの環境とは全く違う小学校という環境。
戸惑うのも無理はありません。
一例をあげると
- 時間を守って行動する
- 授業中は自分の席に座る
- 休憩時間にトイレや次の授業の準備をしないといけない
- 一斉に給食や掃除の時間が始まる
- 登下校では交通ルールを守る
など保育園や幼稚園にいた時とは比べものにならないほどルールが存在し、それに適応していかないといけません。
度が過ぎる行動がみられると、先生からお手紙やお電話を頂き、個人面談の場が作られることも。
そういったときに親は「自分の育て方が悪いのではないか?」と自らを責めてしまう事があります。
学童保育の預かり時間が、保育園に比べて短い
保育園は早朝から夜遅くまで預かってくれるところが多いです。
また延長保育が利用できるところもあり、仕事でいつもより早く出社が必要な時や残業でお迎えが遅くなる時には助かる制度ですよね。
年中無休の保育園もあり、保護者のニーズに沿っていてありがたいです。
では学童保育はどうでしょうか?
学童保育は学校が終わってから利用できるところがほとんどです。
朝は預かってくれないんです。
小学校の登校時間は8時前後となりますので、早朝から子供を預けて仕事にいっていた親としては1時間どうしよう…ということになります。
学童保育に入れない可能性がある
共働き世帯が増えたことで、学童保育を利用したいと思っている世帯が増えました。
市区町村のやっている学童保育は民間の学童保育よりも価格が安いので人気です。
学校の敷地内、もしくは敷地の近くにあるので、学校が終わって学童保育に向かうまでにトラブルにあう可能性が少なく安心して預けることができます。
利便性・価格の面から、市区町村のやっている学童保育は人気があり入所できないといったことも起こっています。
親の働き方を変えないといけない可能性がある
先ほど学童保育は預かり時間が保育園に比べて短いことをお話しました。
親が共働きでフルタイム勤務だと、お迎えの時間までに学童保育に到着できない可能性があります。
小学校1年生になったばかりの子どもを一人で帰宅させるのが心配。
そのため、小学校にあがるタイミングでパートに切りかえたり出社していたのを在宅勤務にしてもらったりと働き方が変化することもあります。
学校行事やPTA活動などは平日昼間に開催される
小学校の行事やPTA活動。これらは平日昼間に開催されます。
働いている親の場合、平日休みを申請しないと学校行事に参加することはできません。
小学校の行事の為に有給を使うことになります。
夏休みなどの長期休暇がある
小学校に入ると、夏休みなどの長期休暇があります。
長期休暇中も学童保育は開かれていますが、お弁当を持たせる必要がある学童保育が多いです。
最近は外部委託で弁当を一括注文してくれるサービスを始めた学童保育もあります。
利用する学童保育に事前に確認しておきましょう。
時短勤務がしにくくなる
現在時短勤務を利用している方にとって、耳が痛い話をします。
小学校にお子さんが入る年齢になると、時短勤務制度が終了してしまう会社が多くあります。
継続して時短勤務ができる場合は問題ないですが、そうでない場合学童のお迎えが難しくなる家庭も出てくるでしょう。
宿題や翌日の準備など日常のフォローが必要になる
小学校に入ると、日々の宿題として音読を聞いたりドリルの丸つけなど新たに親が関わることが増えていきます。
教師の負担軽減のため、丸つけの一部は家庭で行っています。
また学校の準備も、最初は親のフォローが必要となるでしょう。
共働きでこれらの事をこなすためには、夜に新たに時間を作らないといけません。
小1の壁はたくさんある

いかがだったでしょうか?
今回は小1の壁の具体例をいくつか挙げてみました。
こういった問題に触れるんだなと知ったうえで、家庭で何ができるのか話し合っておくといざというときに対応がスムーズにできます。
敵を事前に知っておいて、楽しい小学校生活を送る準備をしませんか?
小1の壁を乗り越える方法についてはこちら