教育

【進路別】塾と予備校の違いと選び方|大学受験・内部進学に合わせた選択ポイント

こんにちは。今日は、大学受験するために通うなら予備校?塾?についてお話します。

高校2年生の長男が、予備校に通いたいと言い出しました。
周りの友達も通っているとのこと。

“塾”じゃなくて“予備校”なんだ~

これが私の率直な感想でした。

ところで予備校と塾、どこが違うのか知っていますか?

私は予備校と塾の違いを全く知らなかったので今回調べてみました。

調べた結果、子どもに合った予備校や塾を選ぶ=大学受験合格の第一歩だと感じました。

私のように「知らないよ!」って方がいれば、ぜひ読んでみてください。

予備校と塾の違いってなに?

予備校と塾とでは何を目的にしているかが違う

予備校は大学受験合格を目的に講義内容が組まれています。ですので、大学受験対策が効率的にできる環境となっています。ある程度の基礎学力がないとついていけなくなります。

一方で塾は個々の希望する目的に合わせた授業展開をしています。
例えば定期テスト対策や苦手科目の補習、受験対策などさまざまな目的に合わせた授業を展開しています。

指導の方法

予備校の場合、大多数の生徒に対してに科目ごとに専任の講師が講義を行います。生徒一人一人に直接指導するようなことは難しい環境。映像授業の場合、講師に質問することができません。

塾の場合、少人数の生徒に対して授業を行います。生徒の理解度に合わせて授業内容を調整するなど細やかな調整が可能です。先生に質問もしやすい環境にあります。個別指導の塾の場合はさらに生徒一人一人に対応可能です。

子どもに合うのは予備校・塾どっち?

進路別で決める方法

大学受験を予定している生徒の場合

大学受験をする際、子どもの基礎学力があるかどうかで選択肢が異なります。学力が足りていないのに背伸びをして予備校に行くとついていけなくなる可能性大です。

  • 基礎学力がある場合:予備校、または塾
  • 基礎学力が足りていない場合:塾

内部進学制度を利用して大学進学を予定している場合

内部進学生とは、系列の大学に進学を希望する学生のことです。
高校在学中に進学を問う試験があり、それに合格すると系列の大学に通うことができます。

内部進学制度を利用して大学へ進学を予定している場合、内申点と面接、内部での試験が重要となります。
内部進学とはいえ、もちろん一定の学力は必要です。
一般の大学受験とは試験内容が異なるので、中高一貫校の学習進度に対応した塾や個別に対応できるところを利用することが多いです。

今の学力からどちらにするか検討する方法

学校の授業についていける場合

塾・予備校どちらでも対応することができます。大学進学に向けて自主的に行動できるなら予備校がおすすめ。
いつも計画倒れになる・自分で計画を立てられないなど、自主的に行動するのが苦手だったり不安な場合は塾の選択をおすすめします。

学校の授業についていけない場合

授業についていけなくなると、学校の単位を落としてしまう恐れがあります。早めに対策することをお勧めします。
少人数制の塾や個別指導塾で相談すると、つまづいたところまで遡って学習することができます。

まとめ|予備校と塾の違い

予備校と塾の違いについて、あたらめてまとめてみました。

項目 予備校
目的 大学受験の合格 定期テスト対策、苦手克服など
授業形式 大人数・講義形式(映像授業含む) 少人数または個別指導
対応力 集団向けで個別対応は難しい 生徒の理解度に合わせて柔軟に対応
質問のしやすさ しにくい(映像授業は不可) 質問しやすい環境
向いている生徒 基礎学力があり、大学受験に集中したい 学力に不安がある、基礎からやり直したい

ぜひ予備校・塾選びの時に参考にしてみてください。